どんなに健康な人でも、加齢や生活習慣によって健康が脅かされることがあります。
長年健康診断を受けていない、体に不調を感じているという人は、一度内視鏡検査を受けてみましょう。
ここでは、内視鏡検査を浜松で受けようと考えている人に向けて、クリニックの選び方や検査に関する注意点をご紹介します。
内視鏡検査とは?
内視鏡検査とは、先端に特殊な小型カメラが取り付けられた管を体に挿入して、医師が内部の様子を観察する方法を指します。
内視鏡検査には主に二種類あり、一つは、鼻や口から管を挿入して胃の内部の様子を観察する『胃内視鏡検査』、もう一つは、肛門から管を挿入して大腸の内部の様子を観察する『大腸内視鏡検査』です。
胃もたれや胃痛といった、胃に関する不調を抱えている人は、浜松のクリニックで胃内視鏡検査を受けてください。
腹痛や便秘といった、大腸に関する不調を抱えている人は、大腸内視鏡検査を受ける必要があります。
胃カメラやバリウム検査でも胃の内部の様子を調べることはできますが、内視鏡検査の方が、より詳細な情報を得られます。
内視鏡検査は映像解析度が優れている上に、胃の動きまで観察できるからです。
胃カメラやバリウム検査では気づけない病変にも気づけるので、確実性を求めるなら、内視鏡検査がおすすめだといえます。
浜松でのクリニックの選び方
浜松市内には、内視鏡検査を行っているクリニックがたくさん存在します。どのクリニックを選べば良いのかわからないという人は、以下のポイントに注目してください。
内視鏡検査を得意とするクリニックを選ぶ
まずは、内視鏡検査を専門とする、あるいは得意とするクリニックを選びましょう。
内視鏡検査は、どこで受けても同じだというわけではありません。
管の挿入に慣れていない医師が検査を行うと、患者さんが苦痛を感じたり、検査時間が延びて体に大きな負担がかかったりするのです。
また、経験が浅い医師の場合は、ちょっとした病変なら見落としてしまうかもしれません。
浜松市内には、内視鏡検査を専門とするクリニックがあるので、必ず腕の良い医師のいるクリニックを頼りましょう。
通いやすい場所かチェック
内視鏡検査を受けると、多くの場合、鎮静法として麻酔が使用されます。
クリニックに向かう分には構いませんが、帰宅時には運転ができないこともあるので、交通の便の良いクリニックを選んでおくと安心です。
最寄駅からの距離やバス停の有無など、自宅から通いやすい場所にあるか否かをよくチェックしておいてください。
検査内容や鎮静方法をチェック
内視鏡検査と一口にいっても、クリニックによってサービス内容は異なります。
単純に、体の内部の様子を観察するだけのクリニックもあれば、細胞を切り取って生体検査を行えるクリニックもあります。
また、胃内視鏡検査と大腸内視鏡検査を別日に設けているクリニックもあれば、同日に行えるクリニックもあるのです。
生体検査も行えるクリニックなら何度も内視鏡検査を受ける必要はありませんし、胃内視鏡検査と大腸内視鏡検査を同日に行えるクリニックなら、時間の節約にもなります。
仕事や家事が忙しくてなかなか時間を確保できないという人は、検査内容をよくみてクリニックを選択してください。
クリニックを選ぶ際には、鎮静方法も併せて確認しておくと安心です。
患者さんへの体の負担を少なくしようと努力しているクリニックは、鎮静方法に力を入れているものです。
麻酔の使用方法についてよく調べて、信頼できる浜松のクリニックを頼りましょう。
内視鏡検査を受ける際の注意点
内視鏡検査を受ける際には、事前に診察を受けなければなりません。
検査日はまた別の日になるため、検査を早く終わらせたいという人は、日数に余裕をもって診察を受けておく必要があります。
検査前日には、食事に関する制限が設けられます。
「夜8時までに食事を終えておくこと」、「食事は消化の良いものを選ぶこと」など、浜松のクリニックから指導されるはずなので、医師の指示に従ってください。